2018年に竣工した日本の超高層ビルを高さ順に並べてみました。
1位 東京ミッドタウン日比谷(日比谷三井タワー)
(地上35階、高さ191.46m、東京都千代田区、2018年2月竣工)
三井不動産が日比谷公園隣接地に建てた超高層ビルです。低層階の商業ゾーンにはシネコン「TOHOシネマズ日比谷」も入っています。中高層階のオフィスには旭化成やEY Japanなどが本社を置きました。
2位 渋谷ストリーム
(地上35階、高さ179.95m、東京都渋谷区、2018年7月竣工)
東急電鉄などが渋谷駅近くに建てた超高層ビルです。1~3階が商業施設で、4階と9~13階が「渋谷ストリームエクセルホテル東急」(177室)です。 14~35階のオフィス全区画にはグーグルの日本法人が入りました。
3位 パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト
(地上53階、高さ178.9m、神奈川県川崎市、2018年11月竣工)
三井不動産レジデンシャルとJX不動産が武蔵小杉駅近くに建てた超高層マンションです。2017年11月に竣工したタワーズイースト(写真右奥)とツインタワーを形成しています。総戸数はイーストが592戸、ウエストが613戸で、合計1205戸です。
4位 日本橋高島屋三井ビルディング
(地上32階、高さ176m、東京都中央区、2018年6月竣工)
三井不動産や髙島屋などが参画する日本橋二丁目地区市街地再開発組合が建てた超高層ビルです。 低層部が「日本橋髙島屋S.C.新館」、中高層部がオフィスで、TDK、イトーキ、帝国繊維、日産化学工業、アマデウス・ジャパンなどが本社を構えました。
5位 大手町プレイス ウエストタワー
(地上35階、高さ178m、東京都千代田区、2018年8月竣工)
NTT都市開発が大手町に建てた超高層ビルです。日本郵政グループ(日本郵政、日本郵便、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険)の本社やNTTコミュニケーションズの本社が入りました。同時にイーストタワーも建設されています。
6位 msb Tamachi 田町ステーションタワーS
(地上31階、高さ168.98m、東京都港区、2018年5月竣工)
三井不動産と三菱地所が田町駅前に建てた超高層ビルです。「msb Tamachi」は「むすぶたまち」と読みます。三菱自動車、東芝メモリ、マネーフォワード、ソルクシーズなどの本社が入りました。敷地内に9階建ての「ブルマン東京田町」(143室)も同時に建設されています。
7位 パークコート赤坂檜町ザ タワー
(地上31階、高さ168.98m、東京都港区、2018年5月竣工)
三井不動産レジデンシャルが参画する赤坂九丁目北地区市街地再開発組合が乃木坂駅近くに建てた超高層マンションです。総戸数は322戸。隣接地に東京ミッドタウンがあります。
8位 大手町プレイス イーストタワー
(地上32階、高さ163m、東京都千代田区、2018年8月竣工)
都市再生機構が大手町に建てた超高層ビルです。低層部には商業ゾーンやカンファレンスがあります。中高層部のオフィスゾーンには住友商事の本社などが入りました。同時にウエストタワーも建設されています。
9位 日本生命浜松町クレアタワー
(地上29階、高さ156m、東京都港区、2018年8月竣工)
日本生命と大林組が浜松町駅近くに建てた超高層ビルです。低層部に商業施設やカンファレンスがあります。資生堂ジャパン本社、朝日放送グループ東京支社、シノケングループ東京本社などが入居しました。
10位 丸の内二重橋ビルディング
(地上30階、高さ150m、東京都千代田区、2018年10月竣工)
三菱地所、東京商工会議所、東京會舘の3者が丸の内に建てた超高層ビルです。低層部に東京商工会議所と東京會舘が復活したほか、商業施設「二重橋スクエア」や日本外国特派員協会などが入りました。中高層部のオフィスゾーンには三菱重工グループ、三菱マテリアル、デロイト トーマツ グループなどの各本社が入居しています。
2018年竣工のビル高さトップ10は東京都が9棟、神奈川県が1棟となり、首都圏が独占しました。なお、11位は「なんばスカイオ」(地上31階、高さ147.95m、大阪市中央区、2018年9月竣工)です。